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業務アプリ開発の事例

輸入商社の
仕入・経理
システム

発注書、インボイス、海外送金、仕訳。別々の表やサイトへ書き写していた作業を、1件の入力からつながる流れにしました。

使う人
仕入・経理・営業・倉庫
ダッシュボードの画面(PC)。止まった定番や価格の期限などの気づきと、仕入・経理と営業それぞれのやることの件数が並ぶ 同じダッシュボードをスマホで表示した画面
画面は架空の会社のデモデータで表示しています

書き写していた書類を、1本の流れに

発注から仕訳まで同じ番号でつながるので、どの書類からでも前後をたどれます。

これまで

  1. 発注書
  2. 書き写す輸入仕入明細表
  3. 書き写す外国送金の計算
  4. 書き写す貨物保険の申告
  5. 書き写す会計ソフトの仕訳

このアプリ

自動で
作成
  1. 発注書BW-001-26顧客ごとの注文をまとめ、発注書PDFを作る
  2. 請書OC26-0421確定単価と出荷予定日を登録。発注との差が3%を超えたら知らせる
  3. インボイスBK-26-04211枚のインボイスに複数の発注を紐付ける
  4. 入荷・通関04/25 許可運賃・関税・輸入消費税を商品ごとの原価へ按分
  5. 海外送金PAY-0612送金レートで買掛を消し込み、為替差損益を出す
  6. 仕訳8行補助科目つきで作り、会計ソフト(JDL)用のCSVで出す

入力は1回。番号・金額・為替レートは、次の書類へアプリが引き継ぎます。

いくらで売れば利益が残るかを、その場で出す

顧客と品番を選ぶと、損益分岐点と適正価格が出ます。値引きの相談もこの画面で決められます。

価格計算の画面。損益分岐点 ¥15,917 と適正価格 ¥21,300、粗利から逆算するボタン、顧客へ回答した価格を記録する欄が並ぶ

粗利率は顧客のランクで決まる

A
25%
B
30%
C
35%
D
50%
仕入値€64.00仕入先の価格表
× 為替207.25月初のレート+5%
× 諸掛り1.20運賃・関税など
損益分岐点¥15,917これ以下は赤字
÷(1−粗利率)25%
適正価格¥21,300100円単位で切上げ

見積書と価格表も同じ計算なので、
画面によって金額がずれません。

仕訳は、画面で確かめて確定するだけ

インボイスと通関の数字から、会計ソフトにそのまま取り込める仕訳を作ります。

インボイス BK-26-0421 の仕訳の画面。計上日・借方・貸方・金額・税区分・摘要が8行並び、その下に JDL CSV 出力のボタンがある

仕訳を作る取引

  • 仕入
  • 海外送金
  • フォワーダー支払
  • クレジットノート
  • 経費精算
  • 借入・返済
  • 補助科目まで自動で振り分け本体・運賃(課税/非課税)・関税・消費税
  • 計上日は明細ごとに決める本体と運賃は到着日、税金は通関日
  • 為替差損益を1円まで合わせる差額は残りで計算し、伝票の貸借を必ず一致
  • 確定後の修正も見逃さない元の数字が変わったら「古い仕訳」として知らせる
  • 会計ソフト(JDL)用のCSVで出力

いつもの注文が止まったら、先に気づく

月ごとの売上から顧客の買う周期を出し、1回飛んだ定番をダッシュボードで知らせます。

ダッシュボードの「気づき」パネルと、顧客ごとの買い方と発注の目安の表。1ヶ月おきに買われていた商品が3ヶ月来ておらず「止まっている」と表示されている
  • 買い方で見方を変える毎月来る定番と、数か月おきの商品を同じ物差しで測らない
  • 発注の目安の月を出す次に来る頃から、仕入先の納期(航空90日など)をさかのぼる
  • ほかの気づきも同じ場所に期限が近い仕入値、溜まった注文書

取引先へ、そのまま出せる帳票

発注書・見積書・顧客ごとの価格表を、画面と同じ数字でPDFにします。

アプリで作成したPDFの帳票3種類。英文の発注書、見積書、顧客ごとの価格表
  • PDFはサーバーで作成
  • フォントは必要な文字だけ1通 約6MB → 約0.3MB
  • 原価や粗利は紙に出さない
  • 価格表は控えを残す

メールはAIが読み、帳簿が動く操作は人が決める

チャットの Claude からアプリを操作できます。照会はその場で答え、記帳に関わる操作は承認待ちに入れるだけ。

  1. メール・PDFインボイスや請書が届く
  2. Claude読み取って照合し、55の操作から選ぶ
  3. 承認待ちアプリが計算し直した仕訳を表示
  4. 担当者中身を見て承認する
    (AIは承認できない)
承認待ちの画面。Claude が提案した到着計上について、承認すると記帳される仕訳8行と、「承認して実行」「却下」のボタンが表示されている

毎日の業務で使える作りに

規模と点検

画面
57
API
149
データのリスト
47
自動テスト
1,246件
ブラウザでの画面テスト
92件
会計の検算
差異ゼロ

使った技術

画面
Next.js・React・Tailwind CSS
言語
TypeScript
データ
Microsoft 365(SharePoint、Entra ID)
帳票
pdf-lib
AI
Claude(MCPで接続)
スマホで表示した「出荷・納期状況」の画面と「入荷仕分け」の画面
倉庫や外出先でも、納期の確認と入荷の仕分けはスマホで。

このシステムは、輸入商社の実務を自ら担っている当社の担当者が設計しました。毎日その業務をやっている人間が、自分の使うものを作っています。

他社様の案件でも、業務の中身を踏まえたうえで設計します。

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